金澤 功尚
- 職位
- 助教
- 出身地
- 埼玉県
- 好きな映画
- 「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」(‘64年 スタンリー・キューブリック監督) 「銀河ヒッチハイク・ガイド」(‘05年 ガース・ジェニングス監督) 60〜80年代くらいの古いSF映画やスラップスティックが大好きです。
- 趣味
- 喫茶店めぐり、ガジェット集め、お絵かき
- 休日にすること
- 1週間撮りためたアニメを消化する、散歩、研究、プログラミング
- 好きな本
- 「ライト、ついてますかー問題発見の人間学」(ドナルド・C・ゴース,G.M.ワインバーグ)「E.G.コンバット」シリーズ(秋山瑞人) ライトノベルは昔からよく読んでいます。最近はハヤカワ文庫のSF小説を読むことが多いです。
- 好きな言葉(座右の銘)
- 困難は分割せよ
- 先生の研究テーマについて教えてください.
- 修士の時はウェブブラウザの閲覧履歴の要約の研究をしていました。これは過去に閲覧したウェブページの内容をおおざっぱにまとめて表示する方法の研究で、以前に閲覧したウェブページを思い出したり閲覧行動を振り返ったりするためのソフトウェアを作成していました。
このテーマは今は事情あって続けられなくなってしまったので、現在はグラフィックス関連を中心に情報可視化や情報検索などの分野の周辺をうろうろしています。なので、研究テーマはコロコロ変わっています。
- 趣味でプログラミングをされるそうですが,プログラミングに出会ったきっかけと面白いところはどこですか?
- 学生時代にアルバイトで大学の実験室の補助職員をやっていたのですが、そこの担当だった T先生がすべての元凶です(笑)。当時、大学に入ったばかりでプログラミングのプの字も知らなかった頃に、 T先生に某携帯ゲーム機の開発キットを「余ってるからやってごらん」と渡されたのが最初にプログラム(C言語)を書き始めた時だったと思います。~ それからT先生にはDelphiやら組み込み系のアセンブラやら、情報科の学生のはずの私に電子回路やらいろいろ教えていただきました。
プログラミングの面白いところは、今と昔では感じ方が違うように思います。学生の頃は自分の作ったものが自分の思い描いたように動くことや、そのための方法論を考えることが楽しかったのですが、今はむしろプログラムを書くことよりも他人が書いたものを読むことのほうが楽しくなっています。「ある目的のためには、どのような方法論や設計がありうるのか」という部分は人やプロジェクトによってまちまちなので、プログラムを読むのは非常に勉強になるし面白いです。
- 普段学生とどのように接していますか?
- 出来るだけ、高圧的にならないように、やる気をなくさせないように、厳しいことを言わないようにしています。私自身、叱られることはもちろん叱ることも嫌いであることが理由の一つですが、いわゆる「厳しい教え方」に本当に学習効果があるのかどうか疑問を持っているのが主な理由です。
それから、補習などで直接教える機会があるときは時間の許す限りきちんとした学習資料──スライドやプリントなどを作るようにしています。学生の頃「大学は自学自習の場」という建前のもとにテキトーな授業をしている先生が少なからずいましたので、自分はそうならないように気をつけています。どの程度有言実行できているかは分かりませんが…